万博の会場「夢洲」を視察しました【リボーンチャレンジ第4回定例会】
2023年12月26日にリボーンチャレンジ第4回の定例会を実施しました。
今回はいつもと違い、万博見学ツアー!と題し、万博会場となる夢洲の見学に向かいました。
これまでは出展する内容をどのようにするかのアウトプットばかりでしたが、今回は完全に万博について学ぶインプットの時間です。
最初に向かったのは府庁がある咲洲タワー50階。
迎賓室と呼ばれる普段は入れない特別な部屋から万博会場である夢洲を一望しました。
遠くからではありましたが、クレーンが動き、工事車両も走り、多くの人が万博に向けて汗をかいてる様をみるとふつふつと燃える思いを参加者全員で確認することができた気がします。
ここに世界中から多くの人が集まり、子どもたちが目を輝かせて来場することを想像すると、生半可な展示はできないぞと身が引き締まる思いです。
この会場では、特別講師として経済産業省から万博担当の石原 康行さん、
そして博覧会マニアを自称する二神 敦さん、から万博に関する熱い情報を共有していただきました。
特に二神さんから教わった世界中の万博に関する知見は、ユーザー視点の貴重な意見がいくつもあり目からウロコでした。
これまで、八尾市が持つものや、それぞれの出展企業が何を展示できるか自分たち目線での企画検討が多かったですが、二神さんの意見を聞き初めてユーザ視点を意識するきっかけを得ることができました。
次に訪れたのは、株式会社乃村工藝社さんのオフィスになります。
様々なイベントや空間演出を生業とされる個性的な企業ですが、過去の万博演出にも関わられています。
ここでも多くの学びを得ましたが、その中でも、1970年に開催された大阪万博の資料室は圧巻です。
今回写真をお見せすることができないのですが、50年前とは思えないモダンなデザインばかりで、当時の展示内容が本当にチャレンジングでぶっとんだものばかりなのです。
ちなみに、乃村工藝社さんでは、収蔵されている資料を「博覧会資料COLLECTION」として、WEBでも公開されています。
https://www.nomurakougei.co.jp/expo/
これまで何度もミーティングを重ねてきましたが百聞は一見にしかり、はじめて出展企業の皆様が一体になった気がします。
今回のインプットを終え、これから具体的なアウトプットを考えるタイミングです。
八尾の万博がどのようなものになるのか、どうぞご期待ください。