【八尾市リボーンチャレンジ】みせるばやおに実寸大の万博展示ブースを表現し、動線を確認!(令和6年度 第3回リボーンチャレンジ定例会)
8月9日、令和6年度 第3回目のリボーンチャンレンジ定例会を実施しました。
会場となったみせるばやお(リノアス8階)のレイアウトが、いつもと違うことにお気づきでしょうか。
今回は、会場全面を使って、出入り口、什器の大きさ、動線等を意識し、人の流れがイメージできるよう、万博リボーンチャンレンジの会場(約160㎡)を手作りで表現しました。
「思っていたよりも広い」、「いやいや狭いかも」、「什器の向きはこれでいいのかな?」と、各々企業の参加者が、実際に会場を歩きながら、本番を想定した人の流れや、滞留が起きやすい場所の確認を行いました。
会場を広々使って、会議がスタート。冒頭に7月に開催された「こうばのでんしゃ」でのプレイベントでの振り返りとして、この経験をどう活かすのかグループワークが行われました。
良かった点は、「自社社員では思いつかないアイデアがもらえた」、「子どもたちが楽しそうにモノづくりをするのを見れた」、「八尾市が万博に出ることを多くの人に知ってもらえた」などがありました。
課題としては、「来場者が多く、さばくので精一杯で万博の紹介をすることができなかった」、「人の流れをコントロールできなかった」、「高校から大学生を巻き込めてない」といった意見が出されました。
万博のリボーンチャンレンジに向けては、「時間制や予約制の導入検討」、「もらったアイデアのうち、どれが刺さるのかの検討」、「万博に絡んだ提示やワークづくり」といった前向きな意見が多くあり、各社、自分たちの出展ブースを意識しながら、プレイベントに臨めたのではないかと思います。 次に、展示・出展ゾーンの仕様や、万博に向けての広報戦略についての共有等です。友安製作所様より、什器の試作品についての共有や事務局から予算概要や来場者人数予測のふり返り、会場の添付パネルからアクセスするLP(ランディングページ)の制作についての等があり、皆さん、自分たちの製品の展示が置かれたらどうなるのか、万博来場者がどのように製品をさわっていくのか等、想いを巡らせていました。
万博の広報戦略については、市内向け機運醸成ポスターや、従業員にスポットを当てたNote(記事公開サイト)、展示会投影用動画、事前広報用動画、記念冊子の作成について、現状を含めた共有がありました。
市内向けのポスターについては、13企業と全体版の14種類のポスターを制作する予定で、多世代が興味をもつよう、過去・現在・未来をつなげる構成にしようと検討しています。
各社版は、出展企業13社の従業員さんの子ども時代の古写真を活用(過去と現在の写真との比較)し、全体版は、8/31実施の子ども向けワークショップ(https://www.city.yao.osaka.jp/0000075501.html)や、ものづくりの工場を実際訪問して撮影する写真を活用する予定です。
ポスターは10月ごろに、市内各所での掲示を予定していますので、街中で見かけたら、ぜひ皆さまもSNS等での拡散をよろしくお願いします。
事前広報用の動画については、宮崎県在住の映像クリエイター兼ミュージシャンであるイケウエショーさんに依頼をすることになりました。市内ロケも敢行予定で、八尾市の日常を切り取りながら、シティポップの要素やアニメーションを盛り込んだ国内だけでなく、海外も意識した面白い動画となると思います。完成をぜひ楽しみにしていてくださいね。
今回も内容が盛りだくさんで、アッという間に会議の終了時間が近づいてきました。 会議後半は、「FactorISMで何を試そう?」「共創什器(CO-CREATION)のつかいかた」2つのグループワークを行い、各企業間で活発な意見交換が行われました。
今年のFactorISM(https://factorism.jp/)は、10月24日(木)~27日(日)までの4日間の開催となっており、八尾市をはじめ堺市や門真市、遠くは三重県の名張市も巻き込んだ大きなOpen Factoryの催しとなります。
八尾市では、FactorISMの初日と同日に、アリオ八尾の旧FMちゃおの跡地に、新しい中小企業支援・コワーキングスペース施設も開設予定で、万博のプレイベントとして、FactorISMと連動した企画を検討中です。
リボーンチャレンジ参加企業を中心に、万博本番を想定したオンライン工場見学の取り組みを検討中で、今回のグループワークでは、オンライン工場見学で何を見せるのが効果的なのか、新しい施設にどんな製品を置くのが効果的なのか、来場者に八尾のものづくりの素晴らしさをどう伝えるのかについて、話し合いが行われました。
アリオ八尾内の新施設については、詳細が決まりましたら、八尾市ホームページ等で公開しますので、期待していてくださいね。
「共創什器(CO-CREATION)のつかいかた」のワークショップでは、「世界地図をはって、どこから来たかをシールで貼る」、「フォトスポットとして、チェキを置いておいて写真を貼っていく」、「端切れを貼る」、「透明のアクリルで作られた『Y』に、色々入れて埋めていく」等など、ユニークなアイデアがたくさん出されました。
どの意見が採用されるか、皆さまも万博会場で、体験していただけると思いますので、楽しみにしておいてください。
最後に、各社の進捗状況の共有が行われました。各企業、各展示ゾーンでの展示物や、展示方法が着実に固まってきていることが分かり、各企業でさらなるブラッシュアップに向けて、進んでいく意思がはっきりと感じられました。
次回会議の9月27日の会議が待ち遠しいですね。
2024年8月9日(金)に実施した「令和6年度第3回(通算では第10回)定例会」の様子は下記より